日本人の死亡原因は昭和56年それまで長い間トップだった「脳卒中」に変わって
「ガン」が第一位となり現在まで続いております。
そして、第2位が「心臓病」で第3位が「脳卒中」となっております。
「心臓病」も「脳卒中」も動脈硬化がその主な原因です。
実質的な死因の第一位は「動脈硬化」という事です。
動脈硬化は全身的な血流障害ですが、
心臓では心筋梗塞や狭心症を脳では脳梗塞や脳内出血などを引き起こす原因となります。
そして、最近になってこの心疾患や脳疾患の元凶である動脈硬化に
活性酸素が深く関わっている事が分かってきたのです。
悪玉コレステロールとして知られている「LDL」が悪いのではなく
活性酸素により生じた変性LDLが本当の悪玉だったという事が分かりました。
つまり、活性酸素が新の悪玉だったのです。
本来LDLは細胞内に取り込まれ細胞を構成する成分となったり、エネルギーとして使われます。
ところが、血液中にLDLが増えると細胞内に収容できなくなります。
すると余分なLDLは血管の一番内側にある内皮細胞の隙間から内膜に入り込みます。
このLDLが活性酸素によって酸化され、「変性LDL」となります。
この変性LDLがどんどん溜まるとマクロファージ自身が変性化して、
過酸化脂質でギラギラして膨れ上がった泡沫細胞となり、パンパンに腫れ上がり、
血管の内膜を持ち上げます。 このようにして「動脈硬化」は進みます。
この大変厄介な「動脈硬化」に対して特効薬があるのです。
皆さんすでにご存知の朝鮮人参がその血管の流れを良くします。
更に甘草という生薬は血管に溜まったヘドロを掻き取ってくれます。
そして、さらに高貴薬で有名な牛黄はヘドロを溶かし掻き取り洗い流してくれます。
これらの漢方薬を使った治験例はたくさんあります。
是非、高脂血症、動脈硬化などでお困りの方はお気軽にご相談下さい。