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中国の大気汚染による健康不安 2013.02.16

今回はニュースで話題の中国の大気汚染の影響について考えてみたいと思います。
1月10日の夜から北京市を中心とした中国東北部で発生したスモッグは工場の排煙や車の排ガスなどで発生する汚染物質が原因とされています。
中国在住の日本人は「鼻が出たり、目が痛くて涙が出たり、アレルギーのような症状が出る」と言っているようです。
特に問題は工場からの排煙や車の排気ガスに含まれる「P2.5」という有害物質です。
それでは「P2.5」とは何かと言いますと直径2.5マイクロメートル(1万分の1cm×2.5)以下の微少粒子物質を吸い込むと肺の奥の方や血管に入り込み、喘息や不整脈を発生させる恐れがあるほか、肺がんの増加にもつながると指摘されている。
今年だけでなく数年前より黄砂が問題になった頃より、年々黄砂の中に「P2.5」が含まれて春先には日本に飛んできて、問題化していましたが今年はさらにひどくなる可能性が出たということです。
高性能なマスクの着用をお勧めします。
東洋医学的に考えると「P2.5」によって肺に炎症が起きて肺に熱を持つことになると思います。
そのため、咳きがなかなか治らない患者やCOPDの患者も増加させる可能性があります。
症状としては前出の「鼻が出たり、目が痛くて涙が出たり」だけでなく、咳が出たり、息苦しく話を長くしていると咳き込んだり、気管支のあたりが重く感じたり、痰が黄色味がかったり、口の中が乾きやすく少し水分が欲しくなったり、肌が痒くなったり、肌が赤くなったりと熱を持った時の症状が出てくると考えられます。
肺の中に有害物質がたまってくるのは健康のためにも良くないので、老若男女にかかわらず外出時は高性能のマスクを着用しましょう。
上記のような症状が気になる方はご相談ください。

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