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水分のとり過ぎと病気No2 2012.03.31

まだまだ、寒い日もありますが桜が待ち遠しい季節になってきました。
前回は反響が良くお問い合わせが来ました。
今回も続いて水毒のことを考えてみたいと思います。
皆様は花粉症で有名になった小青竜湯というのをご存知ですか。
この小青竜湯というのは前回の溢飲の状態に使う薬です。
溢飲とは飲んだ後水が手足に流れてから汗が出る、もしも汗が出ないと身体に痛みが出ることを溢飲といいますが、小青竜湯の場合は鼻から水が溢れでると言うことになります。
今年は花粉症が昨年に比べて割合に楽だという方が多いような気がします。
近年、花粉症の患者さんは増える一方ですが、東洋医学的に考えると水の摂りすぎと冷えが原因の大勢を占めていると思います。
水分を取りすぎると胃に水がたまり、その水が頭に登って脳がむくんでめまいや癲癇を起こすことがあります。
水を取りすぎていると肺と脳に水がたまることがあり、肺に水が貯まるとゼイゼイと喘息のように肩で息をするくらい苦しくなることがあり、動悸を起こすような人もあります。
水分を取りすぎると色々な問題が起こりますので、水分はのどが渇いたりして必要な量だけを飲むようにしたほうが良いと思います。
お茶またはジュースなどは飲みたいが、ただの水や白湯は飲みたくない時は水分はいらないのだと思います。
水分はいくらとっても害はないと考えるのは東洋医学的に考えると間違がっているということになります。
水を飲むだけで血液がキレイになるとか水を飲むと痩せるとか健康情報が世の中に伝わっていることに警鐘を鳴らしたいとこの記事を書きました。
スポーツ飲料を1日のうちに2リットルぐらい飲んでいるお子さんもいると聞いて驚きました。
汗をかいて水分が大量に出ていれば水分をたくさん補給しても構いませんが、
限度をわきまえて飲まないとスポーツ飲料は急激に吸収されるので特に注意が必要だと思います。

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