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水分のとり過ぎと病気No1 2012.03.17

春らしい日も出てきて次第に温かくなって来ましたが、皆様は風邪を引くこともなくお元気ですか?
今回は水分の摂り方について考えてみたいと思います。
水分はいくらとっても健康に関係がないように思われていますが、実は東洋医学では水毒という考え方があります。
水は人間が生きていくためにはとても大切なものですが、取りすぎると外が出るということをご存知ですか。
水を大量に取りすぎると肺と脳に溜まって病を引き起こす可能性が出てきます。
今回は肺に水が貯まるとどのようなことが起きるのかを考えてみましょう。
東洋医学では痰飲咳嗽病という病名があり、飲みすぎた水が肺に溜まって起こすことを解説しています。
痰飲咳嗽病には痰飲、懸飲、溢(心を下に)飲(いついん)、支飲の四つの病態があります。
飲んだ水がさばききれずに胃腸の中にたまってゴロゴロいうことを痰飲という。飲んだ水が脇腹の中を流れ唾を吐き痛みが脇腹にでることを懸飲という。
飲んだ後水が手足に流れてから汗が出る、もしも汗が出ないと身体に痛みが出ることをイツ飲という。
咳き上げて息が苦しそうでハアハアして横になることも出来ず顔が浮腫むことを支飲という。
皆様の中で思い当たる症状がございませんか。
支飲は喘息の方の症状に似ています。痰飲の空腹でもないのにお腹が鳴るというのは良くある話です。
身体に痛みがあるという方は意外に多いですが、全て水が原因とは言えませんが、水のとりすぎでも体が冷えて痛みを発することはあると思います。
これからは水分の取り方を考えて欲しいと思います。
人間の体は上手く出来ていて水分が必要なとき咽が乾くようにできています。
咽が渇いたときも口に含んでゆっくりお飲みください。

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