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漢方薬で髪が生えてくるかも 2010.03.20

今回はアメリカの栄養生化学誌に掲載された、大豆イソフラボンの研究について書いてみたいと思います。
岡嶋研二教授、原田直明準教授ら名古屋市立大学の研究グループのマウスを使った実験で豆に含まれる大豆イソフラボンに髪を黒くする作用があることが確認された。
イソフラボンを2mgを混ぜた餌を背中の部分の体毛をそったマウスに3週間食べさせた。
その結果、髪の黒さに影響するメラニン色素の割合が1.23倍に増加した。見た目にも黒くつやつやした毛が生えた。
さらに毛根の数が増えるなど、発毛効果も確認した。
イソフラボンが入っていない餌を食べたマウスはメラニンに変化がなかった。
この研究は多くの人に福音をもたらす可能性があり、たいへん興味深い話でした。
東洋医学的の中では大豆は腎を養う食べ物となっています。
腎は現在医学の腎臓だけでなく膀胱、生殖器、耳、骨、歯、髪も含まれています。
少し以前に大豆イソフラボンが女性ホルモン様の働きをするのではないかと騒がれたときがありましたが、皆様は覚えておられますか。
人間の髪も女性ホルモンが関係しております。
したがって、大豆イソフランで髪が黒くなり、発毛効果が期待できるという研究結果はうなずけるところがあります。
大豆以外にも黒い食品は腎を養うといわれていますので、海草、しいたけ、ごぼう、レンコン、黒ゴマなども良いのではないでしょうか。
漢方薬でも腎を助けるものはたくさんあります。
以前、アトピーで頭髪が薄くなってしまった児童の相談に乗ったことがあります。
2年以上かかりましたが、腎を助ける漢方薬で徐々に髪が生えてきました。

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