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健康コラム

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冬はあまり無理をしないほうが良い 2009.12.26

12月を迎えたロシア欧州部は異常な暖冬に見舞われており、首都モスクワでは2日午後、観測史上最高の8.1度を記録した。 モスクワ動物園ではクマが1週間以上も冬眠に入れずいらいらしているそうです。
冬は東洋医学では収蔵の季節と言われています。
腎は冬によく働きます。東洋医学で言う「腎」は精(生命エネルギー)を貯蔵するところです。
精が蓄えるのは季節で言えば冬ですが、時間で言えば午後10時から午前2時までに腎に蓄えられます。
クマのように冬眠するわけには行きませんが、冬は早く寝て遅く起き心身ともにあまり活動的になりすぎるのは控えたほうが良いということになります。
この時期に無理を重ねると春になって手足がだるくなって、体調を崩します。
人間が成長する力を与えるのも精の働きであり、精が衰えていくことが老化ということになります。
50歳を過ぎると腎衰える(腎虚)と言います。
つまり老化が始まると言うことになりますので、この年齢を超えたら冬はあまり無理をされないことが、老化の進行を遅くする秘訣でしょう。
腎虚を補う漢方薬としては「八味地黄丸」や「桂枝竜骨牡蛎湯」などがあります。
食品では山芋、牡蛎、栗、フカのヒレ、海燕に巣などがあります。
腎を強化するには足腰を鍛えるのが良い。
1日1万歩と一時期よく言われましたが、道理に適っている。
芸能人に自転車ブームが広まりマスコミでも取り上げられ始めましたが、足腰を鍛えるのも良いでしょう。
「腎」は冷えに弱いので、身体を冷やさないように気を受けることが大切です。
冬になるとコタツに入って果物を多食したり、冷たい菓子などを取りすぎるのは避けましょう。

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