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健康コラム

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眼瞼下垂という病気をご存知ですか? 2008.11.22

10月8日 日刊スポーツのニュースによると「NHK大河ドラマ「篤姫」などで活躍中の女優、高畑淳子(53)が、まぶたが上がりにくくなる「眼瞼下垂(がんけんかすい)」で両目の手術を受けていたことが分かった。今年6月放送のテレビ朝日系「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」の収録で眼科の診察を受けて発覚。7月9日に手術した。一時はドラマに降板を申し入れるほど深刻だったという。」
この眼瞼下垂という病気をご存知ですか?
症状はまぶたが上がりにくくなります。(眼が十分開きにくい)。
原因を現代医学的に考えると以下のようになります。
まぶたを上げるのは、眼瞼挙筋という筋肉を動かすのは動眼神経という神経です。この筋肉または神経の異常で眼瞼下垂が起こります。
これら以外で眼が開きにくい状態を偽眼瞼下垂といい、まぶたの皮膚の弛緩・病的な眼球の縮小・萎縮・失明した眼球が小さくなった状態などで起こります。
先天性のものが最も多く普通は眼瞼挙筋の形成不全で起こります。遺伝することもしばしばです。
後天性では、加齢により徐々に起こる眼瞼下垂をよくみます。眼瞼挙筋の筋力の低下によるもので、いわゆる「年をとって眼が細くなる、開きにくくなる」というもののひとつです。
このほかにも原因は考えられています。
それでは東洋医学的に考えると筋肉の働きが悪くなって、まぶたを開けにくくなっているので、その原因を考えて不足を補えば治る可能性があると思います。
今までに漢方薬を飲み続けて、回復された患者さんが数人あります。
私がご相談に乗った患者は全て筋肉が冷えて血行が悪くなっていました。
そこで筋肉を温め血行を良くすることで、自力でまぶたを開けていられる状態にまで回復されました。
現代医学的には形成外科で手術をするという治療が主流のようですが、漢方薬で治る可能性が十分あります。

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