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ケロイドはなぜ出来るのか? 2006.12.02

皆様はケロイドやケロイド体質のことはご存知でしょうか?
webサイトの(社)日本形成外科学会ホームページによると
傷跡の線維成分が過剰に増殖すると、ケロイドや肥厚性瘢痕と呼ばれる状態になります。ケロイドは隆起や硬さ、赤みなどが持続し、当初の範囲を超えて大きくなりますが、肥厚性瘢痕は、多くの場合時間とともに落ち着き、当初の範囲を超えて大きくなることはありません。
ケロイドの症状としては赤褐色に隆起した硬い腫瘤で、激しいかゆみや、痛みを伴うことが多いです。腫瘤の形が複雑で表面の凹凸が強いものでは、深部で感染を起こし、排膿を繰り返す場合もあります。
ケロイドの原因として、けがや手術が原因となることが多くあります。しかしBCG注射、にきび、虫刺されなどの、問題にならないような軽度の皮膚損傷でも、ケロイドが発生することがあります。同じような手術を行っても、ケロイドが発生したり、しなかったりしますが、その原因は現代医学的には不明です。人種による差が有り、皮膚の色が濃い人種ほどケロイドになりやすいようです。ケロイドをもつ家系は、もたない人よりケロイドになりやすいようです。
思春期や妊娠中はケロイドが悪化しやすいと言われています。
それではなぜケロイドになるのか東洋医学的に考えてみました。
ケロイドになる部分は皮と肌肉といわれるところです。現代医学的に言えば皮膚と真皮と皮下組織の部分です。
東洋医学では皮と肌肉は肺、大腸と脾、胃に関係が有ると考えます。
したがって、皮と肌肉に異常を示すのは胃腸に問題があると考えるのが妥当でしょう。
そのため、傷の治りが人より遅くケロイドになりやすい人は胃腸が弱く貧血気味の方が多いと思われます。
このような方は特にご飯をしっかり食べて、胃腸を養うことを心がけるべきでしょう。
なぜなら、米は穀気を養い胃腸を助ける働きが大きいからです。
この胃腸を回復することで、ケロイドの回復が良くなった実例があります。

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