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健康コラム

その他

痛みと湿気 2005.04.23

今回は体の痛みと湿気について考えたいと思います。
漢方薬の原典の傷寒雑病論に「病者一身尽疼発熱日哺所劇者此名風湿此病傷於汗出当風或に久傷取冷所致也」という文章があります。
その意味は「病人の状態が全身にわたって痛み、熱が出てその状態が午後3時から、午後5時までの間に症状が激しくなるのは風湿と名づける。
この病は汗が出て、皮膚に熱を持つために、風邪で冷やして侵されたり、或いは長い間冷たいところにいたために、陽気が少なくなって、このような症状がでる。」という文章があります。
この文章でポイントは午後3時から5時までの間に症状がひどくなるという点です。
風によって体表が冷えて発散が悪くなり、湿気によってさらに発散不良になり、体内に芯熱がこもり炎症(陽気過多)がひどくなります。
午後3時から5時までは陰陽が交代する時間です。
朝は体内から陽気が外に出てきます。
夕方は体表から体内に陽気が入ろうとします。
そのために体内に陽気が多くなってきます。
そこで陽気が過剰になり炎症がひどくなるのです。
この風湿で起こる病気には西洋医学的にはリュウマチや関節炎などがあります。
私が今までにご指導していたリュウマチの患者さんで、この条文どおりのケースが何人かいました。
体表の冷えと湿気によって、芯熱がこもり関節が炎症を起こして、リュウマチが誘発されると考えます。
東洋医学的に考えると風によっても体表が冷え、さらに湿によって、熱の発散が悪くなり芯熱が体中にこもり、炎症が起こるのです。
この症状が長期化すると今度は患部の陽気が衰えて熱がなくなり、冷えてきます。
初めは芯熱を取る漢方薬をお出ししますが、長期化した人には冷えを温めて治す漢方薬をお出しします。
対処法としては冷えないように気をつけることと湿気を除湿機などで排除することです。

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