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健康コラム

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高脂血症と対策 2004.09.04

“日本の虚血性疾患の訂正死亡率は、この数年間頭打ちの状態が続いているが、虚血性心疾患、虚血性脳疾患の患者の発生頻度は近年増加の一途をたどり、ことに30歳代、40歳代の若年層の心筋梗塞の発生増加が問題となってきている。
これは動脈硬化の若年化によるもので、特に高脂血症、喫煙、高血圧、ストレス、運動不足などが危険因子として大きく関与しており、ライフスタイルを改善し、高脂血症を予防し治療することが動脈硬化性疾患の予防の上に重要な課題となってきている。“とされています。

 

日本の現状はちょうど40年前のアメリカの後を踏襲してきており、日本人の食生活の西欧化により脂肪摂取量の増加、特に動物性脂肪の摂取増加が目立つと共に若年者の脂肪摂取量の増加が著しく、これが虚血性心疾患の若年発症の増加につながっていると考えられる。
したがって、日本でも子供のときから高脂血症を予防することが虚血性心疾患の予防につながるでしょう。
やはり、食事が高脂血症を招いている事は明白です。
古来、日本人の食生活はお米中心の食生活にあったにも拘らず、戦後から特に西欧化したことにより、米離れが起こり、高脂肪食品の生活になってきています。
食生活をわずか数十年で劇的に変える事は食事の変化に内臓がついていけないという困った事態に至っています。
そのため、食べたものが十分に消化できずにお腹の中で異常発酵したり、消化しないまま排泄されるということも考えられます。
腸の中で異常発酵することよってガスが発生するということを良くお聞きします。
食べたものが十分消化しないとせっかく食事をしても元気な血が出来ないので西洋医学的に貧血と診断されなくても、東洋医学的にいう血虚または亡血状態になっている方を時々見つけます。
結論から申しますと日本人は米中心の食生活を見直す必要があると思います。

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