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健康コラム

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漢方薬に対する誤解 2003.08.30

毎日、ご相談に乗っていて痛切に感じることがあります。
それは何かと申しますと、漢方薬に対する誤解です。その内容は、漢方薬は効くか効かないかはっきりせず,効果が出るのが遅くて、また,飲みづらいというものです。

 

およそ2000年前中国の後漢の時代に、南陽(河南省南陽)に生まれた張 仲景【ちょう ちゅうけい】という天才的な人がいました。仲景は、漢方薬の原典となる『傷寒雑病論』(しょうかんざつびょうろん)を残しました。幼い頃から「群書に博通」し、10代ですでに地方に名前が広まっていました。霊帝のときに、孝廉に推挙され、50歳のころには、南陽の長沙の太守(県知事のような政治家)となったとあります。
仲景の逸話の中で有名なのは、『甲乙経』という本の序文に、仲景が若き日、侍中の職にあった王仲宣と出会い、王仲宣の顔色を一目見るなり、「あなたには病気があります。40歳で死んでしまいます。しかし、今のうちに五石湯を服用すれば大丈夫です。」と言ったそうです。しかし、王仲宣は、若造のハッタリと思い、相手にしませんでした。しかし、王仲宣が40歳になると眉が落ち、187日後に死んでしまいました。
漢方医学では、患者さんを見ただけで診断する望診という技術があります。ちょっと見ただけで、何年も後の病気と死を、予言したことになり、先にあげた例は仲景が望診の達人だったことが伺えます。ただし、これは普通の人には出来ません。

 

『傷寒雑病論』には、なぜ、張 仲景先生が漢方薬を編纂したかと言うくだりが序文に書いてあります。
張仲景の一族の200余人は、10年間にその3分の2が死んでしまいました。
しかも傷寒(インフルエンザ、腸チフス、風邪など)で犠牲になった者は7割に達しました。この事で、張仲景は医学の普及に身をささげようと堅く決心したとあります。
従って、漢方薬は、本来、感染性疾患を治すためにこの世に現れた医学です。
そのために、直ぐに効果が現れないと意味はありません。数ヶ月かけて治していては、患者が死んでしまいます。漢方薬は,感染性疾患に対しては短期間で効果を発現します.もう1つの誤解の漢方薬は飲みづらいのではないかと言うことですが、これはお体に合った漢方薬は体が欲するので飲みやすいはずです。

代替医療が注目を浴び、漢方薬が人類の豊かな生活に大きく貢献できるにもかかわらず,先に挙げたような誤解のため,皆さんが漢方薬に対して不信感を抱くのであれば,世の中に対する大きな損失でないかと思います。
何か病気が治りづらくてお困りの方は一度お尋ねください。

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