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健康コラム

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有酸素運動の効用 2003.01.11

運動と一言にいっても、その人にあった運動は、どんな運動かを選ぶことが大切です。
運動には種類があって、動的な大筋群の運動(歩行、速歩、軽いジョギングなど)と比べて、

ダンベルを握り締めた状態での運動や腕立て伏せ、

腹筋運動などの小筋群に強く負担をかける運動は心臓に、より大きな負担がかかります。

 

ダンベルや腕立て伏せのような小さな筋肉を酷使する運動では、

血管収縮反射が起こり血圧も心拍数も高くなります。
また、このような小さい筋群での運動は血流が途絶えやすく、

疲労物質である乳酸がたまりやすいので、運動が長く続けられなくなってしまいます。
ウエイトトレーニングでは筋肉のたんぱく質が増えますが、

エネルギー製造工場のミトコンドリアや余剰の脂肪などを無駄使いして燃焼させる細胞は、

持久的運動の方が高くなるからです。

 

また、持久的トレーニング(有酸素運動)では酸素を取り入れて筋肉に輸送し、

脂肪を分解・利用する能力が圧倒的に良くなるので、スタミナがつきます。

その理由は、脂質と糖の代謝が向上するからです。

運動頻度について、有酸素運動の効果に関する研究では、

週1回のトレーニングでは改善があまり認められず、

週に3回から5回の運動頻度が良く利用されています。

これは、48時間以上は運動の効果が持たないということです。
運動強度としては

「ややきついがこの運動なら30分は楽に続けられる」

「冬でも少し汗ばむ程度」くらいの運動がおすすめです。
とにかく自分で無理なく出来る範囲の運動を実行してください。
歩くことが一番手っ取り早い方法ですが、

階段を昇降する事は室内でも出来てかなり運動量が多いと思います。
室内の運動器具もございますが、

ラジオ体操やストレッチや柔軟体操など自分で出来ることから始めてください。
とにかくやればやっただけの効果があると思います。

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