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健康コラム

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抗生物質耐性菌の脅威 2002.10.19

発展途上国では感染症による脅威はありますが、現代の日本では感染症に対する恐怖は忘れられてしまったかのようです。
10月5日付の中日新聞夕刊に『バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)に対して厚生労働省は全国約三千の医療機関を対象に、近く感染源となりうる患者ら保菌者の実態調査を行うことを決めた。』と記載されていました。
VREは、感染症法の施行に伴って1999年4月から全国の医療機関に発症患者の届出が義務付けられ、一昨年は36例、昨年は41例の報告がありました。
しかし、症状の現れない保菌者については届出義務がなく、実態は分かりませんでした。

 

今年の夏に北九州市の小倉到津病院で発覚した集団感染では、98年以降の感染者計35人(死者20人)のほとんどが、抗生物質への耐性が強い「vanA」型という遺伝子を持つVREだったようです。
このような状況は、かなり他のところでも広がっている可能性が考えられます。
抗生物質耐性菌は、院外感染を起こす菌種も含め、ほとんど全ての菌種で見つかっています。
抗生物質は、医療用とは別に家畜への飼料添加物としても大量使用されるため、少なからず自然界全体に浸透し、抗菌剤の無効な耐性菌があらゆる菌種に急増してきたと考えてよいでしょう。

 

バンコマイシン耐性腸球菌も病院の中で誕生した菌ではありません。
家畜の飼料に混ぜられた抗生物質に鍛えられて、鶏や豚等の腸管の中で生まれた耐性菌です。それが食肉等にくっついて、一般の健康人に食されおなかに定着してしまいます。
VREを持った人でも平生はなんともありませんが、手術などを行い抵抗力が大きく低下すると、 VREがおなかの中で膨大な数に増加して暴れだすと、重篤な症状を引き起こします。
人の生命を守るべき抗菌薬と類似の薬剤を畜産の目的に使用する事に危惧します。
やはり最終的に自らの抵抗力を強くして感染症の病気にかからないようにすることが大切だと思います。
抵抗力を強くする漢方薬がございますので是非ご相談ください。

参考書籍 「抗生物質が効かない」平松啓一著 集英社

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