先日の朝日新聞に載った「強い電磁波、健康への影響」という第一面の記事は見られましたか。
高圧送電線や電気製品から出る超低周波の電磁波(平均磁界0.4マイクロテスラ以上)が及ぶ環境では
子供の白血病の発生率が2倍以上になる、と言う調査結果が
国立環境研究所などによる初野全国疫学調査の中間解析の結果で出ていることが分かった。
電磁波と発症の因果関係は明確ではないが、
世界保健機構(WHO)などは昨年、電磁波で小児白血病の発症が倍増するという同じ結果を発表している。
今後、日本でも欧米並みの電磁波低減対策を求める声が出る可能性もある。
WHOは国際がん研究機関(IARC)と昨年、欧米などの20件近い疫学調査を分析評価し、
「電磁波の発ガン可能性」を認め、平均0.4マイクロテスラ以上の磁界を境に、
子供の白血病の発症が2倍に増えると発表している。
電磁波問題では、70年代末から米国やスウェーデンなどで健康への影響を指摘する研究発表が相次いだ。
スウェーデンは93年から幼稚園や学校などのそばの送電線を撤去し始め、
米国でも行政の指導に基づき、テネシー州の電力会社が学校などから400メートル離すことを決めている。
電磁波問題は国内ではほとんど取り上げられないのですが、「21世紀の公害」と言われるほど、欧米では関心が高い。
WHO(世界保健機関)は96年から「国際電磁波プロジェクト」を組織し、
10年計画で研究の推進と新しい基準作りを進めている。
プロジェクトには八つの国際機関と54カ国が参加し、今回の日本の調査も、国際協力として実施したものだ。
実は平成9年にふるさと新聞に「電磁波と妊婦」「電磁波は有害?あなたは大丈夫」というコラムを書いたことがありました。
そのときはご批判も受けましたが今では良かったと思います。
多少の勇み足でご批判を受ける事は覚悟の上で
健康に関して問題はあることに対して私なりの意見を述べたいと思います。
皆様の健康を守るための有益な情報を提供する事が出来れば幸いです。