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東洋医学と西洋医学の違いについて 2002.06.01

普段何気なく耳にしておられる東洋医学と西洋医学の違いについて考えてみたいと思います。
私の専門は東洋医学でありますが、西洋医学を決して否定する立場は取っておりません。
なぜならば、医療と言うのはあくまでも患者さんが一番の中心でその周りにいてサポートするのが医療者ではないかと私は考えております。
そこで患者さんにとって東洋医学や西洋医学にこだわらず必要な治療を受けるのが一番良い選択でしょう。
しかし、私としましては東洋医学の立場からお話しすることにしております。

 

さて、東洋医学とは何かと言われてもうまく表現できませんが私が考えるに人間の体を一つの統一されたものと考えて治療しようとする方法であると思います。
例えば、部分的に皮膚が悪いから皮膚だけを考えて治療をするのではなくそこに至った原因が何処かにあるのでそれを探して根本的なところから治そうとする治療法です。
別の言い方をすればバランスが壊れているところ、または不足を探しているところを探してバランスを取ったり、その不足を補うという治療法です。
これでも非常に分かりにくいかもしれませんが、具体的にいえば皮膚にしみが出る原因が内臓の中の肝臓の血行が悪かったり、子宮の血行が悪くてしみが出る場合があります。
その時には東洋医学では肝臓や子宮の血行を良くし機能を改善する事で皮膚のしみを治していこうとするのです。
この治療法が体質改善と言われる由縁でしょう。

 

では私が考える西洋医学とは現在かなり発達してきて遺伝子段階の治療まで出来るようになって来ました。
どんどん人間の体の仕組みを分析して分子生物学という分野まで出てきました。
そのためにかなり細部の部分まで分かってきたのです。
つまり、西洋医学の治療はどんどん細部の仕組みまで解明してその細部の原因を探して部分的に治そうとする治療法ではないでしょうか。
もしも、東洋医学の治療法のことについてお尋ねになりたい方はご連絡願います。

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