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健康コラム

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無月経が増加している 2001.07.19

最近のご相談の中でかなり無月経の話題が増えております。
不妊症以前の由々しき問題と考えます。

 

これは健康にも影響の出るであろう大変大きな事ですが、

意外にご本人にその自覚がないことが多いように感じます。
どちらかというとお話を伺っている私の方が心配になります。
無月経には原発性無月経と続発性無月経があります。
原発性無月経とは19歳を過ぎても初潮の来ないの状態をいいます。
続発性無月経は月経が始まってからのちに3ヶ月以上生理がない場合をいいます。

 

妊娠、産後などの生理的無月経を除いては

視床下部、下垂体、卵巣、子宮内膜など色々の部位の障害によるのでしょう。
西洋医学的にも続発性無月経の期間が短いほど予後が良好であるといわれています。
その原因は探すには

西洋医学的には視床下部→脳下垂体前葉→卵巣→子宮のどの過程で故障を生じているかを検査しなければなりません。
一度生理が止まると、もとに戻すには止まっていた期間の3~4倍以上の治療期間が必要といわれています。

無月経を長い間放っておくと、子宮や卵巣が萎縮して機能が衰えてきます。

中には、子宮や初潮前の小学生くらいの大きさになってしまうこともあり、

こうなるとホルモン剤を投与しても反応しなくなり、生理を起こすことが難しくなります。

もちろん、妊娠することもできなくなってしまうのです。

 

生理がないということは、閉経したのと同じような状態になり更年期障害に似た症状が現れてくるでしょう。
これは老化が早くなる危険性があり骨粗しょう症が進行するかもしれません。
このような大変な事態になっていることをよくご理解いただく必要があります。
出来るだけ早めに治療して頂くべきでしょう。

 

病院での治療を漢方薬の治療は並行することが出来ますので是非御相談ください。

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