近年若い女性の喫煙者が増加しております。
若い女性は将来に妊娠出産ということが控えているので
出来ればタバコを吸わないほうが良いと思います。
さて、今回は世界的に有名なイギリス科学雑誌の姉妹紙を読んで考えました。
今回中国では全国規模で喫煙の影響調査が行われ、
タバコによる死者が毎年100万人程度であることが分かりました。
さらに西欧での研究で喫煙との因果関係が始めて証明された肺癌は
中国でも喫煙による死亡の大きな原因でした。
米国では喫煙による影響は気腫による心臓発作による死亡がはるかに多いが中国ではまったくその逆である。
中国ではタバコによる死者の約半数には気腫が見られ
結核、食道癌、胃癌、肝臓癌の割合が多くてどれも心臓病や脳卒中と同程度です。
朗報は中年になってからでも禁煙すれば健康に顕著な効果があり、
死亡率50%と言うタバコを続けた場合の危険性が大きく下がると言うことです。
禁煙が早いほど、効果が大きい。
イギリスは現在最も速いスピードで禁煙による死亡率が減っている国である。
ここ30年間でタバコの売上は半減し、中年での禁煙による死亡も半減出来る事を実証している。
これらの話をお読みいただいてなおかつ喫煙を続ける勇気が皆様にありますか。
更に読者の皆様にお願いしたいのは妊娠した人の傍では決して吸わないようにして下さい。
妊婦が煙草の煙を吸うことによって抹消血管の血行が悪くなり胎児にも悪い影響があります。
煙草が止められなくて健康に不安のある方は是非ご相談下さい。