高脂血症という言葉を聞いたことがありますか?
9月4日付の健康産業新聞によると、
人間ドッグ等で見つかった病気の1位は肝機能異常、
2位高脂血症、3位肥満、4位糖尿病、5位腎臓、膀胱だそうです。
高脂血症とは血中にコレステロールや
中性脂肪などの脂肪分(脂質)が異常に多くなった状態をいいます。
しかしコレステロールは、体内で組織の細胞膜を作ったり、
脂肪を消化吸収する役目のある胆汁酸の成分となったり、
副腎皮質ホルモンを合成したりするのに必要なものですし、
中性脂肪は、エネルギーとして使用される脂肪酸を運んだり、
エネルギー源となって皮下脂肪に蓄えられたりしています。
したがって、どちらも体には必要なものですが、
多すぎると動脈硬化を促進したり、肥満の原因ともなります。
東洋医学的に考えますと、高脂血症の状態は血に芯熱がこもった状態でです。
血熱を治す薬は柴胡、黄苓、黄連、地黄、牛黄大黄、
桃仁、土瓜根など漢方薬の中には豊富にあり、
その方に合ったお薬を飲めば、血もきれいになり肌もみずみずしくなり
シミ、シワも消え若返るでしょう。
実際漢方薬を1年以上続けているうちに、
元気できれいになった方も少なくなりません。是非ご相談下さい。