40代からのお肌に、細胞活性化のススメ。

健康コラム

咳について

咳が増えています 2006.10.14

秋の気配がしてきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
気温が急に下がってきたので,外界の変化についていけないと体内のバランスを壊します.
比較的体力がある人で皮膚が冷えて,肺に芯熱がこもって咳が出たり,鼻水が出たり,鼻が詰まって蓄膿気味になったり,目が痛くなったり,耳がポーンとなってきたり,耳鳴りがしたりする方はおられませんか?
東洋医学ではこの状態を指して「結胸」といいます.
これは皮膚が冷えることによって体内の芯熱が発散出来なくなって肺の内部にこもってしまって起こる症状です.
9月の下旬ごろよりこのような症状を訴える患者さんが増えてきました.
きっと皆様の中にもこのような症状でお困りの方が多いと思います.
適度な運動をして汗をかいて肺の芯熱を体外に発散している方はだいじょうぶですが,汗をかいてそのままにしていることによって冷えたり,タバコを吸っている方も肺に芯熱がこもりやすいようです.
先日お越しになった患者さんは唐辛子がたくさん入った料理を十数日続けて食べたことによって,肺に熱がこもっていました.
このような人には「黄連」で上半身の熱をとり,「半夏」で肺の周りの水を裁いて発散を良くし,「瓜呂実」で血と肺の芯熱を取る。
このような生薬の配合された漢方薬を考えられることが必要でしょう

ケンコウ薬店

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