皆様はお元気ですか。10月になってから、一段と涼しくなり夏バテが出てきたようです。
風邪にかかり、咳が治りづらくいつまでも続くという人やお腹の調子が悪くだるくて覇気が無くなり、元気が出ないという人のご相談を良く受けるようになって来ました。
以前の記事に夏が暑いと秋になってから咳が増えて、胃腸が弱ってくるということを書きました。
まさにそのときが到来したように咳だけ残る、風邪を引いた、胃腸の具合が悪く食欲が減退、胃痛、胃のもたれ、吐気、倦怠感などの相談が増えています。
東洋医学では夏は熱が心を高ぶらせて肺や大腸の働きを弱らせると考えます。今年の夏は猛暑でこれに拍車をかけたので肺、気管支、のど、胃腸、心臓、肝臓が弱っていると思います。
夏バテには十分な休養と睡眠と胃腸を休ませるためにお粥を食べられることをお勧めします。
体が少し回復した後もなるべくは日本食をお勧めします。
日本食はご飯とおかずとして食品研究家の吉村裕之先生『まごはやさしい』の食材を取り入れるとよいでしょう。
ま…豆類 豆腐・大豆・納豆など。高たんぱく質、ビタミン・食物繊維が豊富。
ご…ごま たんぱく質・食物繊維・カルシウム・ミネラルなど栄養豊富。
は（わ）…わかめなど海藻類 たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富。
や…野菜 ビタミン・ミネラルが豊富。
さ…魚 たんぱく質や鉄分がたっぷり。
し…しいたけなどきのこ類 ビタミンや食物繊維が豊富。
い…いも類 炭水化物・糖質やビタミンC・食物繊維が豊富。
ここで肉が無いのは脂肪過多の食生活を改めるために魚をすすめています。
なかなか、夏バテが治らない方は漢方薬で回復できます。
