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健康コラム

夏バテについて

夏バテ対策は出来ていますか 2011.09.17

やっと暑い夏が終わりそうですが、皆様はいかがお過ごしですか。
今年は気温が高いだけでなく湿度も高かったので、脾が疲れたと思います。
東洋医学では脾(すい臓を中心した消化器系)は湿を嫌うと言います。
このため、湿気によって脾が弱り、その支配下にある手足が疲れやすくだるく感じることが多いと思います。
9月に入る少し前より夏バテの症状を出してご相談になる人が増えています。
夏バテの原因を考えてみましょう。
節電のために室内にいても暑く冷たいものをついついたくさん取ることになり、胃腸を冷やしてしまいました。
胃腸が冷えて消化吸収する能力が衰えて栄養が不足がちになります。
さらに暑さと冷房による冷えの繰り返しで、自律神経の調節ができなくなり、めまいや立ちくらみまで出ることになります。
夏バテの主な症状は下記の通りです。
全身の疲労感 、体がだるい 、無気力になる 、イライラする 、熱っぽい 、立ちくらみ、めまい、ふらつき 、むくみ 、食欲不振 、下痢、便秘などがあります。
これらの症状がいくつか当てはまる人は注意しましょう。
夏バテ対策は夏の暑さで疲れた脾胃や心臓や肝臓を回復できるように養生することが大切です。
脾胃が弱り手足に力が入らない人はなるべくあっさりしたおかずを食べて、ご飯と味噌汁を中心にした粗食が良いでしょう。
心臓が弱り、動悸、息切れ、胸の圧迫感が出る人はゆっくり休養して冷たいものを控えて、心労を溜め込まないようにしてください。
肝臓が弱り、イライラしやすくなったり、直ぐにソファーなどに横になって居眠りしたり、軟便になったり、あくびが出やすいなどの症状を出す人はお酒を控えて夜はなるべく早く寝て休んでください。
回復の遅い人は漢方薬で夏バテを早く治してください。

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