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健康コラム

冷えについて

冷房で冷えませんか? 2008.07.19

今年は気温の変化が激しく、身体がついていけないといっておられる方が多いようです。
気温の変化が激しくて、身体の中まで冷えて少陰病の状態になるとめまいがしたり、立ちくらみがしたり、昼間眠くなったり、突然水溶性の下痢としたり、すごくだるくなったり、頭がボーとして集中力がなくなったり、目の前が暗くなったり、食欲が低下したりします。
症状の一部は夏ばてにも似ていますが、この場合の原因は少陰腎経の冷えから来ます。
気温の変化だけでなく、クーラーによってもこのような状態になるので、クーラー病というほうが良いかもしれません。
業務用冷蔵庫の中の商品の出し入れとか営業でクーラーの効いた車内と屋外の出入り、同じ会社内でも部署や部屋によって温度が違うところを移動したり、自宅でもクーラーの効いた部屋と廊下の出入り、クーラーが良く効いたスーパーやショッピングセンターやデパートの出入りなど数え上げたらきりがないほど体感温度が著しく異なるところを出入りすることが多いです。
温度変化に敏感に影響を受ける人は1日1回クーラーの効いた店に行っただけで、クーラー病になった人がいます。
以前、クーラー病でご相談された方はクーラー嫌いで、家では除湿だけで過ごしていました。
ところが一度行ったところがクーラーが良く効いたところだったせいで、そこに着くまでに外が暑いので、たくさん汗をかいたままその中に入ったので、自分の汗でさらに冷えてしまうというケースもありました。
話は矛盾するようですが、クーラーが必要な場合もあります。
お年よりは身体の芯が冷えているので、暑さをあまり感じないことがあります。
そのために、クーラーを敬遠してどんなに暑くなっても我慢して熱中症になるケースがあります。
高齢化すると汗腺の働きが低下して、発汗が少ないので体温が下がりにくいと言われています。
高温の室内にいてもどんどん体温が上昇して、汗も出ないとなると熱中症になる危険性があります。
高齢の方ほどクーラーを賢く使って身体を冷やし過ぎないように温度調節をうまくして、暑い夏を乗り越えてください。

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