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健康コラム

花粉症について

妊婦と花粉症 2001.03.10

また、例年のごとく花粉症の季節がやってきましたが、皆様は如何ですか。
今年一年を通しての運気は、水運不及で前半年は厥陰司天であります。

そのため、前半年の冷え込みは大変なもので、人間の体の中も大変に冷えがひどくなっております。
今年の花粉症は今までとは様相が異なり、水運不及の影響で腎がすごく冷えて

厥陰司天の影響で厥陰肝経が冷えて、治りにくい患者さんが増えております。

冷え性の患者さんは、どこが冷えているのかをよく考えて温めないと治り難いでしょう。
鼻炎には小青竜湯や葛根湯加川弓辛夷が良いと世間では言われていますが、

必ずしもこれだけで全てが治るわけではありません。

 

私は他にもいろいろな漢方薬を駆使することによって、たちどころに症状が軽快する事があります。

ただし、私の指導は花粉症の症状だけを治すことが目的ではなく、

なぜそのような症状が出るようになったかを考え、根本的な体質改善をして健康に導きます。

例えば妊婦さんは薬の影響を恐れて花粉症でもお薬を飲むことを我慢しておられるのではないでしょうか。

しかし、妊婦さんでも漢方薬を使えば副作用の心配もなく、花粉症の症状を軽くすることが出来ます。

妊娠中はお子さんにその体質を受け継がないように漢方薬で体質改善をすることが出来ると思います。

実際、妊婦さんが漢方薬を妊娠中にお飲みいただくことにより

アレルギー体質を赤ちゃんに受け継がなかったケースがたくさんあります。
妊娠中は漢方薬を飲むことで母子共に健康になる素晴らしい期間です。

 

つまり、一人(お母さん)が飲むことによって二人(母子)を助けることが出来るということです。

花粉症もひどいと鼻が詰まって、息がしづらく夜も眠れないという患者さんもあります。
妊婦さんの体力が著しく低下すると胎児に対しても良くない影響があるでしょうからお困りの方は是非御相談ください。

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