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健康コラム

うつ病について

秋は憂いの多い季節 2011.11.12

東洋医学では季節と七情と内臓の関係はように考えられています。
春は「肝」と「怒り」、夏は「心」と「喜び」、秋は「肺」と「憂い、悲しみ」、冬は「腎」と「恐れ、驚き」、土用(年に4回あります)は「脾(現代医学では膵臓)」と「思い」となる。
秋に肺の働きが盛んになり切れないと、憂いや悲しみの感情を持つ人が増える傾向があります。
今年になって世界中で強い地震、津波、洪水などの天変地異が立て続けに起こり、世の中に不安が増しています。
先のことはなかなか分かりにくく経済も政治も安定していません。
こんな時は先のことを案じていると憂いの感情が出やすくなるでしょう。
さらに寒くなってくると冬には至っていませんが、腎が冷えに弱いので「恐れ」の感情も加わり、それを抑えようとして怒りの感情が出てくることがあります。
人間関係がギクシャクしやすくなり、ストレスが貯まる毎日になりそうです。
漢方薬には「憂い、悲しみ」や「恐れ、驚き」や「怒り」に対処することができるものがあります。
今年になって多くの患者さんにお出しすることが増えてきました。
今までしっかりした方だなと感心していた人でも精神的に疲れて相談にこられることがあります。
大変な時代になってと感じますが、自分の足元を見つめて地道に生活することが必要になってきたと思います。
身体の調子まで悪くなると憂いや不安はますますひどくなるので、ご飯を中心にした食生活を守って過ごしていただきたいと願っています。
精神的なご相談もしておりますので、お気軽にお尋ねください。

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