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健康コラム

うつ病について

逆子と漢方薬  2006.10.28

妊婦さんをご指導していて、時々逆子の相談を受けます。
逆子が治らなくて、自然分娩から帝王切開に切り替わった方もおられると思います。
今回は東洋医学的に考えてみたいと思います。
漢方の原点である傷寒雑病論に次のような文章があります。
「青竜湯で下し已り、多唾口燥、寸脈沈尺脈微、手足厥逆し、気小腹より上りて胸咽を衝き、手足痺し、その面翕然として酔状のごとく復陰股に下流する因て、小便難、時にまた冒する者には苓桂五味甘草湯を与えてその気衝を治す」とあります。
「新古方薬嚢」に「苓桂五味甘草湯を用うるの証」として次のように書いてあります。
「手足冷え腹から咽喉にかけて何か突き上げてくるような気持ちのする者、手足の痺れる者、顔面または眼中赤くなる者、小便の出の悪き者、頭がかぶさったようにボーとする者、其の他本証の患者は首から肩にかけて凝る者あり。咳は多少にこだわらず出る者多し」とあります。
経絡で言えば足の少陰腎経、足の厥陰肝経、任脈、衝脈、帯脈が関係しているようです。
任脈、衝脈は子宮にかかわっているので、この経絡を伝わって気が上に突き上げることで胎児が本来頭を下にして逆立ちをしているような格好でいるはずなのに、頭が上になって逆子ということになるのでしょう。
このほかにも逆子の原因があります。
妊婦が出産を控えて心に不安感を覚えているとそれが胎児にも伝わり、赤ちゃんもお母さんのお腹から外に出ることに強い恐怖をいだく事になるでしょう。
妊婦が不安感を持つことによって腎から気が突き上げて逆子を誘発することもあります。
それゆえ、妊婦に対し出産のときの苦しかった体験を大げさに誇張して聞かすことは厳に慎んでいただきたいと思います。
そんな話を聞かされた妊婦は毎日出産が近づくごとに恐怖を感じていたたまれないと思います。
妊婦さんのことを思いやって、「誰でも経験して乗り越えられるものだから大丈夫だよ」と元気付けてあげて欲しいと願います。

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