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健康コラム

便秘について

子どもの便秘 2005.07.23

漢方薬の原典である傷寒雑病論には次のような文章があります。
「若胃気不和譫語者小与調胃承気湯」という文章です。
その意味は「若しも、胃の働きが調和しなくて、たわごととかうわ言とか言うのは『調胃承気湯』を与えなさい」ということです。
そのほか、次のような文章もございます。「発汗後悪寒者故也不悪寒但熱者也当和胃気与調胃承気湯」という文章です。
この意味は「発汗後に寒気のするものは体表が虚している。ところが発汗した後で悪寒せず、身体が熱がって病が治らない者は胃に熱が入って内実しているのである。当然、胃の気を調和してやればよい。それには『調胃承気湯』を与えてやりなさい。」ということです。
また次のような文章が続いています。「太陽病発汗後大汗出胃中乾煩燥不得眠欲得飲水者少少与飲之令胃気和則癒若脈浮小便不利微熱消渇者与五味猪苓散主之」という文章です。
その意味は「太陽病で汗をかかせてやったところが、汗がたくさんで過ぎてしまって、胃の中が乾いてしまい、渇のために暑苦しくて寝ることができなくなってしまっているもので、水を飲みたがっているものには、少しく水を与えてやって、胃を潤して、胃の気を和してやれば癒えるのである。もしその場合に、水を与えてやっても治らずに、脈が浮いて小便の出が悪く、微しく熱があって、やたらに咽が渇くものには『五味猪苓散』を与えれば治る。」ということです。
これらの事は何も子どもだけでなく大人にも適応されます。

しかし、これらの症状は夏に汗を一杯かいてお子様に良く起こる症状です。
お子様が便秘したり、うわ言をいったり、だるそうにしているということはありませんか?
このときは汗をかきすぎて、胃の水が汗で出てしまって、胃の中が乾いて熱を持った状態です。
その胃の熱が原因でうわ言(たわごと、ぐずぐずいう)を言うのです。
これは『調胃承気湯』で治ります。
それから、汗をかきすぎて胃の中が乾いて、なかなか寝なくなり、のどが渇くときに水を飲んで治ればいいのですが、やたらに咽が渇いて治らないときは『五味猪苓散』で治ります。
つまり、汗は胃の水が皮膚を通って出てくるということを東洋医学では教えているのです。
したがって、胃の弱い方は汗もあまりかけなくなっています。これも問題でしょう。

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