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健康コラム

アトピーについて

汗疹とアトピー 2007.08.04

急に暑くなりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今年の夏は蒸し暑い毎日が続いております。
夏になると汗をかくことが多くなりますね。
東洋医学では汗を心の液と考えます。
その心の液が胃を通って肺に行き、そこを通って皮膚まで達して外に出る。
その発汗のときに心や胃や肺や皮膚の熱の助けを借りて外に出るのでしょう。
したがって、汗をかきすぎるとそれらのところのエネルギーを消費するので疲れることがあります。
夏ばては汗をたくさんかくことによる疲労もあるのだと思います。
アトピーの患者さんは皮膚が弱いので発汗がうまく行かなくて皮膚に水と熱が溜まって汗疹のようになることが多い。
汗疹がひどくなったと相談を受けたら、実は汗疹がひどい状態であったことがよくあります。
今はクーラーのせいか汗疹もほとんど赤ちゃん以外は見たことがないという人もあるのでその区別がつかないのかも知れません。
最近はお風呂に入らずにシャワーで済ますという方が増えているとお聞きします。
湿気の多い日本ではシャワーだけでなくお風呂に入って汗をかいたほうが、皮膚から芯熱が取れて健康のためにもよろしいと思います。
適度に汗をかいたほうが、身体の熱が取れて涼しくなり夏の夜も寝つきが良くなるでしょう。
アトピーの患者さんも汗をかくと皮膚がかゆくなるのでかきたくないとクーラーで冷やして汗をかかないようにしておられる人がいるとお聞きしたことはあります。
しかし、それでは夏はいいかも知れませんが、冬になったときに夏に残った皮膚の奥の芯熱によってかゆみが増す可能性があります。
やはり夏は汗をかいたほうが血液循環も良くなるので健康のためにも良いでしょう。
なぜなら、汗は心の液といいますから汗をかけば心の働きを亢進することになり血行が良くなることでしょう。

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