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健康コラム

アトピーについて

目の周りにでるアトピー症状について 2007.04.07

今年の天候はかなり不順ですが、皆様は体調を壊していませんか?
今年の運気が木運不及なので木と土のバランスが悪く土の気が乱れやすいようです。
土の気が乱れると消化器系が弱り、肌もあれやすくなります。
なぜなら、東洋医学では腸と皮膚は関連性があると考えています。
したがって、アトピーの症状も強くなる可能性があります。
今年は皮膚の弱い方は米を食べて胃腸を助けて、無理をし過ぎないようにして養生をされることをお勧めします。
アトピーの症状で一番困っておられるのは顔に赤みが出ることではないでしょうか。
顔に赤みが出て人から見られると意識すると人に合うのも避けたくなるぐらいつらい気分になりますね。
それがたびたびあると精神的にも落ち込んで、自信をどんどん無くして精神的な影響でますます症状が悪化してしまうという悪循環に陥っているケースがよくあります。
顔の赤みが出る原因はいろいろあります。
たとえば、下半身が冷えて顔がのぼせて赤くなるというケース、お血によってのぼせが顔にのぼり赤くなるというケース、肌肉に芯熱がこもって顔が赤くなるというケース、肝の熱がこもって顔に出るというケースなどがあります。
4番目の肝の熱がこもって顔に出るケースでは少柴胡湯とか茵陳高湯とか梔子柏皮湯などが使われることがあります。
梔子柏皮湯は特に目の回りが赤くなるアトピーの方に効果があったと報告されています。しかし、この漢方薬は傷寒雑病論という原典によると「傷寒身黄発熱者梔子柏皮湯主之」と書いてあるだけです。つまりこの条文の意味は黄疸で発熱したときに使いなさいという意味です。
本来皮膚病の薬ではないのですが、肝の状態が目の周りにも出るので肝の熱を取ることによって効果が出たということでしょう。
このように皮膚の病気でも内臓に関係があるということです。

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