今年の冬は身体が大変冷え易くなっております。
冷えは女性ばかりと思われていますが、最近は意外に男性も冷えております。
例えば身体が冷えてくると昼間眠い、だるい、なんとなくやる気が出ない、
疲 れが取れない、頭痛、肩や腰がこる、腰痛、小便が近い、膝から下がだるい、
手や足がしびれる、足がつるなどの症状が出るでしょう。 体温が一度下がると新陳代謝が半分になると言われています。
冷えは決してあなどれません。
冷えを予防する方法として
・身体をよく動かす
・お風呂にゆっくり浸かる(大さ じ一杯の自然塩を入れて)
・生姜湯を飲む
・暖かい鍋物を食べる
・早寝早起きを する
・果物や乳製品(塩分の多いチーズ以外)や冷たい物を控える。
お体が冷えると風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
今年もインフルエンザが流行ると予想されています。
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そのため厚生省ではワクチンを昨年度の2倍用意したそうです。
インフルエンザは東洋医学的な病名では「傷寒」と言います。
寒(外気の冷え)に破られてかかる病気で
漢方薬の原典(傷寒雑病論)が出来 た頃は急速に死に到る病と恐れられていたのでしょう。
傷寒雑病論では「傷寒」が一番たくさん書かれています。
インフルエンザぐらいと甘く考えずに十分ご注意ください。
そこで、今から身体を冷やさないように心がけ
インフルエンザや風邪にかから ないよう気を付けましょう。
近頃、寒くなってきてから多い風邪は東洋医学で言うところの「少陰病」の 風邪です。
症状は
のどが痛い、昼間に眠い、夜に熟睡が出来ない、だるい、疲れが取れ ない
、小便が近い、下痢、腹痛、胃が重い、吐き気、足がだるい、めまい、立 ちくらみ、肌が乾燥する、背中が特に寒い、
ぞくぞくしてたくさん着込んでも 寒い、顔色が悪い、やる気が出ない
などの症状のいくつかが思い当たる方は
風邪をひいているかもう直ぐひきそうになっている方ですから十分に注意しまし ょう。
養生法としたら、果物(特に柿や柑橘系のみかんなど)や乳製品や冷たいも のは控えてください。
風邪やインフルエンザに対しては漢方薬の効き目は素晴らしく早く現れます。
風邪やインフルエンザがなかなか治らないときだけでなく予防のご相談も受け ております。