さて子宮内膜症というのをご存知ですか?
一口に子宮内膜症といっても
(1)子宮膜筋症
(2)外子宮内膜症
と2種類あります。
子宮膜筋症は子宮筋層内に粘膜が増殖した場合で、
外子宮内膜症は子宮外に粘膜が増殖している場合です。
前者の場合は子宮筋腫と同様、強い月経痛や月経の出血が多量で血の固まりがおりる、などの症状があります。
後者の場合はチョコレート嚢腫が出来て卵管の通りが悪くなったり、卵の着床が邪魔をされて不妊の原因になることがあります。
東洋医学的に考えると子宮筋層に出来るのは血の熱によることが多く、
子宮外に出来るのが冷えが原因になることが多いような気がします。
もちろん、血の道症がありお血をとることも必要でしょう。
不妊以外でも子宮内膜症はひどい生理痛がありますので、ぜひご相談下さい。