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健康コラム

腸について

嘔吐下痢症 2005.01.01

あけましておめでとうございます。
今年も旧年のようによろしくお願いいたします。
さて今回は今流行の「嘔吐下痢症」について考えたいと思います。
お正月は普段と違って、ついつい暴飲暴食しがちになります。
そのため、胃腸が弱ってこのような病気をより起こしやすくなるのではということが危惧されます。
一般的には嘔吐下痢症はロタウィルスを原因とする非常に感染力の強い病気で、免疫のない小児では6ヶ月~2歳くらいまでにほとんど経験する病気です。
 嘔吐下痢症の症状としては水のような多量の下痢便がでて、便の色も白っぽくなることから、白色便性下痢とも言われる。
激しい嘔吐を伴うこともあるため嘔吐下痢症、小児仮性コレラ、白痢などとも呼ばれています。
 秋から冬にかけて発生するので、冬季下痢症とも呼ばれている。
かかる頻度が非常に高く、乳幼児の冬の急性の下痢症の8割以上を占める。
 昨年の12月ごろより、嘔吐下痢症にかかったという話が増えてきました。
例年よりかなり多いように感じます。
 お子様が保育園や幼稚園で感染してきて、家族全員が感染したというケースが何例かありました。
 今年の運気は金運不及の年で腸が弱りやすく、大人でも嘔吐下痢症にかかる人が増えるでしょう。
 東洋医学的に嘔吐下痢症を考えると冷えて起こすものと胃の芯熱から起こすものがあります。
 しかし、最近の嘔吐下痢症は冷えから起こすものが増えています。
それでは、どのように対処したらよいかというと胃腸を冷やさないことが肝心です。
 さらに胃腸が冷えて弱ったら、昔は当たり前のようにやっていたことですが、米のおかゆを食べるという簡単なことで胃腸の回復をはかることです。
おかゆは胃腸の回復だけでなく、嘔吐下痢症の回復にも役に立ちます。
お薬とともにぜひ試されることを強くお勧めします。

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